誰のための法律か?
今日は現場で一緒になった電設会社の社長さんから、とても
興味深い話しを伺ったのでこのブログを読んでくれている方と
シェアしたいと思い投稿しています。
乗せてもらっている車の中で社長さんと世間話をしていると、
それぞれの業界の普段は聞けない話をしてくれました。
昨年来一般家庭にも火災報知機の設置を義務付ける事に
なってきていて、その点検を民間企業にやらせる方向にあるのだ
そうです。
少し話しが飛びますが、消防関係は火災の事故が起こると、
その都度法律が改正になって研修など受ける事になるのだといいます。
現在行政も予算が取れず、人員削減で消防署の人員もそのような
検査までは手が廻らないというのが実情のようです。
しかし、いままでは消防署が無料で検査していたものを民間でやると
なると、費用を頂く事になります。
委託された会社にとっては、とても請求しづらいのだそうです。
なぜなら今までは不特定多数の人が集まる可能性のある、店舗
や施設などが検査対象でした。そのような場所は、会社や組織が
運営していますから、費用は会社が負担します。
それを個人で負担するとなると、年1回といっても大きいと思います。
わたしは思わず自分の業界にあてはめて考えてしまいました。
何故って?それは今まさにそんな流れに昇降機の業界もあるからです。
特に階段昇降機は届出をしない代わりに、年一回の定期点検を義務
付ける方向に向かっています。確かに点検していれば、安心して使えま
すし万が一の故障の対応も迅速に行なって貰えるので、ユーザーに
とってはメリットが大きいのです。
ここのところをきちんと説明して、お客様の理解を得ることがとても大事
です。そして、機器に愛情を持って誠心誠意メンテナンスを行なう姿勢が
求められると思います。
どちらの点検も人の安全に係わる事です。じっくりと腰を据えて取り組んで
行く必要があると考えます。それではまた。